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テント PAINE G-LIGHT X

アウトドアギア
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テント PAINE G-LIGHT X
カラー:ニューグリーン
サイズ:100×200×97cm(高さ)
本体平均重量:1180g
マテリアル:本体素材:30dnリップストップナイロンXトレック・ボトム素材:40dnナイロンタフタ
フレーム:φ8.88mmエアハーキュリー
1-2人用

石井スポーツから販売されていた超軽量・コンパクトな極地用テント。極地遠征など極限まで軽量装備を重視しなければならない状況を想定し開発。
フレームもハーキュリーということで、おおよその軽量テントによくある超々ジュラルミンではなくまさかのスカンジウム。採用しているのはおそらく、アライのエアライズとコレくらい。
従来のG-LIGHTより、テント全体で約20%の軽量化、収納サイズも約2/3以下。
防水性能は通常のナイロンテントの倍以上で、その透湿性は、ゴアテックスよりも20%アップ。
グレートトラバース日本100名山一筆書きの田中陽希さんが使用していたことでも有名で、テントというよりはシェルターに近い使い心地。

2012年から計500~600泊以上使用してきているけど耐久性も抜群で、少しポールが反ってきたかな~くらい。
で調べてみたら、燃性の問題で知らないうちに絶盤になっていた。
これのみならず、ゴア製のテントは市場から消えてるみたいです。

 

このテントはとにかく設営が楽。
2本のポールをテント本体のスリーブに通すだけ。それだけ。
これ以上に設営の簡単なテントを自分はしらない。
極地となると風が強かったりするけどそういうシーンで設営が楽というのは大きなアドバンテージ。
シングルウォールテントの中では保温力も高く、結露も全然ない。結露はしないけど蒸れるというか、布地の表面がジトっとしていることはあったけど、ジトっとするだけでそれ以上の状態になることは一度もなかった。

自分の用途がツーリングなわけだけど、正直オーバースペックというか、夏の平地では暑すぎて使いずらいことが多かったのでもう少し標高の高いところで使うものだと思う。朝起きると外はさわやかな風が吹いているのにテント内はサウナ蒸し風呂状態ということもあった。

 

シングルだけど、フライシートも別売りされているので寒冷地、雨天時なんかは併用するとなお保温力高くて前室も確保できる。

 

ベンチレーションはサイドに一か所のみ。
仕様も使用感もこれ以上に優秀なものはないんじゃないかと思うので、問題をクリアした素材でまた同じ製品出してほしいなと思う。

 

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