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タイヤ Vittoria Randonneur

フレーム.コンポ
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タイヤ Vittoria Randonneur

マルっとしたスリックでありながら深いトレッドパターンが印象的なアーバン、ツーリング向けのタイヤ。

タイヤが走りに与える影響はフレーム、コンポより大きく、走行性能を上げたいなら真っ先にタイヤとチューブを変えろ!というくらい所要なパーツ。

特に安価な完成車等は真っ先にコストダウンされている箇所だと思うが、コスト面も含めてで秤にかけるとホイールを変えるよりよっぽど効果を得られるところだと思う。

ツーリング勢、通勤勢にとってこの辺のバランスというのは非常に難しく、耐久性を取るなら走行性能がたたず、走行性能を重視するなら耐久性がたたずとトレードオフ。

ツーリングタイヤで筆頭に名前が挙がるのがシュワルベのマラソン、マラソンプラスだと思うが、長期のツーリング勢は耐久性、耐パンク性能を最重視してそれをチョイスしていることだと思う。

個人的な好みになるがバッサリ言い切ってしまうとマラソンは重く乗り心地も硬く乗っててあまり楽しくなかったので好きになれないタイヤだった。
それで好んで使用していたのがこのランドナー。

このランドナーはピスト勢がスキッド(ドリフトのような滑らせるテク)するのによく使われていて高耐久。
かといって滑りやすいタイヤなのかといえば自分が使用している時には雨天時含め特別グリップ不足を感じるようなことはなかった。
トレッドも深いので水はけも申し分なかったように思う。

聞いた話なので実際どうかわからないがヨーロッパのツーリスト達にはマラソンに次いで人気だとからしい。

ラインナップの話だけど、マラソンに対してのマラソンプラスのような位置づけで、ランドナープロという上位グレードのケブラービードタイヤがあって一部のコア層からめちゃめちゃ評判良かったのでいつか使おうと思っていたのだけどいつの間にか市場から姿を消してしまった。

また、いつの間にかランドナーTechという、同社のロードタイヤ用コンパウンドを使った違うタイプのものも出ている模様。
より走行性能を追求したいならそっちのタイヤの方が面白そうだなと思う。
サイズも700,26,20インチと程々にラインナップしているのであらかた適合すると思う。
 

探しても手元に手ごろな写真がこれしかなかったのでみにくい写真だけど、これが32c(車重+荷+体重=計約95kg)後輪で4500km程度使用した後の状態。
センターに赤いパンク防止ベルトが出てきておりここからフロントで更に使用。

シュワルベマラソンもミドリのベルトが出てくるけど、この手のタイヤのすごいのはこのアンチパンクベルトが出てくるとグリップ力は落ちるものの、ここからも全然使えるし、私の仲間には真っ赤っかで走ってるような人もいた。

更に使い込んで赤い層突き破ると繊維質な層が出てくるのでそこまで来たら流石にパンクのリスクが高いので即交換した方がよいと思う。

環境にもよるので一概には言えないけど、マラソンがおおむね10000km~15000km程度使えるものと認識しているけど、対しランドナーは5000~10000kmは使えるんじゃないかといったところ。

この辺はどこまで使い込むか等によっても変わってくるので難しいが、一般のアーバンタイヤに比べても相当高耐久なのは間違いないと思う。

自分が使用していた期間ではパンクも0、加えて乗り味も漕ぎが軽く路面に対するフィーリングもしなやかに感じられた。

主観になるけど、マラソンとロードバイクタイヤの丁度中間くらいに耐久性/走行性能を落とし込んだタイヤといったところ。
実際ピストで大人気のタイヤなのであながち間違った表現でもないかと思う。

個人的に、もし、インフラの見込めない途上国を中心に半年以上の期間旅をするとかそういう状況ならもちろんタイヤはマラソンプラス一択だと思っているけどそうでないなら、もうちょっと遊び心を持ってこういったランドナー等のタイヤを試していいんじゃないかと思う。
マラソンを選んじゃうとそれで完結してしまうのでおもしろくないというか、何より遊びなのでそこまでシビアにならずもっと他に選択肢があっていいようにも思う。

乗り心地とか走行性能なんて二の次!絶対にパンクしたくない勢!とかならそれもマラソンを選ぶことに変わりはないだろうけど、例えば、どうとでもモノが手に入る日本一周とか、ごく短期間の海外ツーリング、インフラの整った地域の周遊とかなら快適性ももう少し追及して、こういったアーバンタイヤを選ぶのも一つの方法じゃないかと思います。