ウェアのお話
ここはなかなか難しいところで、正直いまだ最適解がわからないところでもある
工夫次第ではかなり安く抑えてる方もいるのだろうが、自分が使ったもの、着ていたものを中心に話を進めたいと思うまずウェアは基本的に3レイヤーであるとのこと。これはライダーでもチャリダーでも同じようだおおまかに、
インナー ・ 吸湿速乾性のもの
ミッド ・ 保温性に優れたもの
アウター ・ 防風防水性の高いもの
となる
ライダーと大きく違うのはチャリダーの場合汗をかくということ
汗をかけば当然冷える
着ている以上、凍結するということはないが、気化する過程で体温を奪う
氷点下なので熱を奪われれば体力は著しく消耗するので極力避けたい
それともう一点、当然ながらライダー以上に運動するので動きやすい格好でなければならない各役割を押さえてなるべく着膨れしないよう気をつける必要がある
では自分が使用したものを
まずインナーから
自分が着ていったのはシマノパフォーマンスウィンタージャージ上下
裏起毛の冬用ジャージだ
サイクルジャージなので当然、汗を排出し保温するのに優れている
これを選んだ理由は単純にコストパフォーマンスだ。パールイズミなんかは高いので
余談ながらこれは安定のヴェトナム製
主観だがヴェトナム製の衣類は縫製がしっかりされていて、かつコストを抑えている商品が多いように思う
ちなみにコレでなくてもモンベルのジオラインで十分な性能を発揮してくれると思われる
自分の場合は自転車で使用する機会が殆どなので専用品を選んだが、ジオラインは大定番のようで話をしてもそちらを着ている人が多かったようだ
それからこれは有名な話なので知っているかもしれないが低温時の運動にヒートテックは向かない
保温の性能はいいが、吸湿が飽和するというか、乾きにくいのでずっと蒸れたような状態になりやすいこれは自分も経験があるが汗冷えするのでだめなのだろう
逆に汗をかかない程度なら効果があるといえるかもしれないが自転車乗車時には難しい話だ
続いて保温のミッド
ワークマンで売ってる1000円くらいのフリース
あまり参考にならないかもしれない・・・
アウターインナーはそこそこ優秀なものを使っているのでここは手を抜いた
ちなみに2年とも一軍として使用・・・
フリースは保温性は高いが、反面風を通すのでコレ単体だと全く使い物にならない
アウターがゴアだったのでそれを加味してこれを使った
裏を返せばミッドは中間着になるのでアイデア次第で一番ごまかしやすいポイントかもしれない
ミッドには普通にユニクロやモンベルのフリースやマイクロファイバー系の衣類が適材だと思われる
ズボンはモンベルのノマドパンツを使用した
裏起毛なので温かく、そこそこウィンドストップもしてくれた
モンベルから自転車用のパンツもラインナップされているがこちらにしたのは単にコストの都合
それと下にレ―パンも履くしね
続いてアウター
もう何年前から製品としてあるのかというくらいの定番雨具
ちなみに自分のは買ってからもう11年目になる
ゴアの薄い生地なので当然、軽く、かなり動きやすい
自転車の場合、ライダーほど速度が出るわけでもないのでミッドでしっかり保温できていればゴア等の防水透湿製でウインドブレークするものであれば少し薄いアウターでも問題ないと思われる
残りは靴や手袋等について
正直走ってるうちは体はそんなに寒くないのだが、手と足の末端だけは極端に冷たくなる
自転車関連でも少し書いたが、極端な言い方をすると痛くなるのがまずここ
安物でイタイ目をみない為にも注意してもらいたい
グローブはシマノサーマルリフレクティブグローブ
性能とコストで絶妙なところを行っているこちらにした
この製品で十分暖かかった
グローブの有名どころだと他にブラックダイヤモンドのアイスグローブなんかが挙げられる
また、 保険をかける意味でオーバーグローブを使用するのも有効な手段だと思う
シューズもシマノ
自分はSPDペダルを使用しているのでマウンテンSPDのこのシューズを使用した
これはトラックに水かけられた時の写真だが ビニール地なので当然の如く防水またモンベルノマドパンツもそこそこ撥水してくれた