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2018/06/21 バイスン~ウズン

ウズベキスタン
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2018/06/21 バイスン~ウズン

今日は明日のタジキスタン入国に向けてできるだけ国境に寄せていきたい
ここまでコンスタントに100kmで刻んできたが、正直この気温、行程はキツい。そろそろ休みたいんだけど、かといってこのバイスンにもう一泊するのも…
雰囲気いいので、この宿で休むのは悪くないが、失礼ながら2泊するほどの街でもない
たしか昨日街の入り口にシェアタクシー乗り場があった
次の大きい街はここから100kmほど先、デナウ
あそこでデナウデナウと呼べば車は簡単につかまるだろう
景色は今までとそこまで変わらないだろうから、足を休めながら景色も楽しめるし今日は車で移動しよう
よし、この案で行こう!と合点

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宿の朝食
朝食を食べていると身支度をしている他の客の姿が。

5、60代くらいだろうか
白毛の混じるシブい西洋人の夫婦
ウクライナファミリーだけだと思っていたけど昨晩にここに到着してたらしい
話をするとフランス人で、ここの南の方から来ていて今日はシャフリサブスまで行き、その後サマルカンド方面へ
フェルガナ盆地も周るという話で、丸3週間くらいかけてウズベク国内をくまなく周るらしい

自分の行程の話もすると、
「あの自転車で?!キルギスまで?!あなた強いのね!!すごいわ!私たちは乗り物だけど・・」と絶賛
実際暑いし結構日焼けして見えたので二人とも結構疲れてたんだろうけど、そんななか自転車旅をしているってのがかなりウケたっぽい。特に奥さんの方に。
ボチボチ準備をして宿を出ようとしていると二人も出発するようで、
「それじゃ私達はシェアタクシー乗り場に行くわね!良い旅を」
と言い残し宿を発っていった

もう何も言えない
この状況でシェアタクシー乗り場なんて気まずすぎていけるわけがない・・・
うっかり鉢合わせして「え!あれ?車で行くの??」なんてのはダサすぎる・・・

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そのまま自転車を漕いでシェアタクシー乗り場の前を通り過ぎて街をでた
チャリダーあるあるの見栄

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バイスンの標高は1200、そこから今日の目的地は500くらいまで落とす事になる
上りもあるが基本的にゆるーい下り基調

昼頃、集落があったのでチャイハネでメシでも食おうと立ち寄る
チャイハネもだいたい外にテーブルとかあって自転車が目の届く範囲にあるのでありがたいのだがここではなぜか半地下に続く階段を指定される
階段を降りると真っ暗でもうほぼ店員の目しか視認できない
暗闇の中、目だけがギョロギョロしてるし、フロアの奥の方とかは全然見えないし、いろいろ謎だし、
とりあえず適当に注文して席に着く。


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もう、この空間一体何なの……
絶対奥のテーブルとかにマフィアとかいるやろ…

脳内のイメージとしては完全にこれ
ハットかぶったマフィアがこの辺の羊とか牛を裏で牛耳ってて取引しててもおかしくない雰囲気
まあ普通にメシはでてきて食えるし、目が慣れてくると店員もにこやかでおかしな感じもない
外よりはかなり涼しいのできっとそれを気遣ってのことだろうと自分の中で決着をつけた
と、突然、「バンッ!!」っというブレーカー感ある音と共に場内の照明が全点灯
入り口付近がガヤガヤしだしたかと思うと直後、場内になだれ込んでくる大量の人
いったいこれだけの人数が普段どこにいるというのか・・・
というか、いったい何??

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そして最後に新郎新婦も入場
なんだ、そういうことか
さっき店員がニコニコで「Do you know ◎◇⦿▽??」ときいてきたのはきっと結婚式のことだったんだろう
マフィアの影なんてまるでないし、なにかこう・・・
まるで「☆小学生の時のお誕生日会☆」てきなアットホームな空気が漂ってる
たぶんきっとみんな本当に知り合いなんだろうなと思う
なんにせよ雰囲気はいい

そのまままた暗転しミラーボールもガンガン周りだす始末
妙にイモくさいけどなぜか楽しくなってくる中毒性ある音楽が次々とかかり踊りだす人たち
だんだんヒートアップしてきた
一体どういうこと・・・
もう、この空間 is 何
ていうか自分ここにいていいん??
というかもう自分の存在、なんなん??
もう理解がついていかない
もはやここが宇宙

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そして建屋の外観がこれ
この四角いコンビニみたいな建物の半地下で事が繰り広げられている
なんにせよこの田舎で結婚式に遭遇するという結構貴重な経験だったと思う
店員の青年に「Good place.Good music.thank you.」と礼をのべ出発した

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結婚式会場からは割と近めでデナウの街
街を通過するあたりで休憩
だいたいどこの店も冷蔵庫てそんなに冷えてないんだけど、このコーラの店はコーラがキンキンに冷えていてめっちゃうまい
デナウはそのまま通過して更に国境に寄せる

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国境の街、ウズンにてHotel Sharshara
たぶんここが一番タジク国境に近いホテルだと思う
Wi-Fi有、朝食無し、一泊120000スム
60000スムと表記されているようにみえるが部屋に荷を運び込んだ後にツウィンの部屋だから120000だと後から賃上げを要求してきた
最初に言ってくれればいいのに後だしにしてきたせいでかなり感じがわるい
レセプションのおっさんは英語が全く通じずでかなり愛想が悪いがなぜか後でインスタグラムでフォローされた。雰囲気微妙なんだけどきっと悪い人ではないんだろう

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ホテルに併設のチャイハネで晩飯
サラダとプロフ
ここではナンを注文せずにオーダーすることに成功
もうほんとにあのガチガチのナン食いたくなかったからうれしい

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