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2018/06/22 ウズン~ドゥシャンベ
はるばる来たぜドゥシャンベ~
宿のチャイハネで朝食、のち最後の走行
あと20㎞くらいでウズベキスタンは終わり
農耕地を進むと少しだけ景色がひらけボーダーが見えてくる
ボーダーの手前には商店なんかが並び、入国してきたのか、それともこれから出国するのか、車や人もたむろしている
スムはけっこう余していたのでここで最後に買い物。お菓子とかコーラを買い込む
「ソモニ、ソモニ」と両替商が声をかけてくるので余ったお金をタジキスタンの通貨ソモニに両替
$以外の通貨だとレートはかなり悪いと思うので、現地通貨は両替する前にできるだけ使って補給食等の現物に変えておいた方がいいと思う
これでいよいよウズベクを出国
ウズベクのボーダーは写真をすべてチェックされるとか、とにかく評判がわるい
ごく最近まで軍事的な理由から駅とかも撮影が禁止だった。そういうのも突っ込まれる可能性がある
というかそれもあって国境近辺の写真を撮ってない
ボーダーに突っ込むとやたら愛想のいい国境警官
「ヤポーニャー!(日本人)」と迎えてくれた
ビザはあるか聞かれたが無いと答えるとどこかに電話をかけ数分
確認が取れたのか通っていけばいいよと促される
もしかするとビザ免除になったのはいまいち周知されていないのかもしれない
仮に必要でも入国時にどうやって入ったんだって話になるけど
建屋に入るとⅩ線の機械がありバッグ類をチェック。続いてパスポートコントロール
レギストを渡すと全くチェックしていなかった。無事、出国スタンプを捺され完了
まったくフツーのイミグレーションで全体的に愛想もいいしなんの心配もいらなかった
長らく閉鎖的だったのが、この数年でウズベキスタンは観光に力をいれているのでもしかしたら本当に国策として「旅行者は丁重に扱え」みたいなお触れでもでてるのかもしれない
百メートルほど緩衝地帯をあるいて次はタジキスタンのボーダー
もうこっちは緩いのか列に並んでパスポートとEビザのコピーを提出すると普通に入国スタンプを押して終わり
自転車はフルスルーで荷物チェックもなし
この国、ゆるッスねぇ~~
タジキスタン入国
入国後ボーダーの方を振り返っての一枚
奥の黄色いのがボーダー
中央アジアの最貧国タジキスタン。世界一の山岳国家タジキスタン
どんなもんかと思ってたけどこれが意外にも路盤の質がかなり良い
路肩の狭さも相まって雰囲気もうほぼ日本並み。ウズベキスタンよりも全然いい
もしかして思ってるよりもっと全然発展してるのかな?
ただいたるところに大統領の看板がありもう独裁政権感がすごい
チャイハネで昼飯
食いもんは名称も含めほぼ一緒
ただタジクのナンはウズベクナンよりやらかくなってうまくなった気がする
主人が歓迎してくれここでの支払いは10ソモニ(120円くらい)スイカもサービスしてくれた
たぶん半額以下だと思う
ドゥシャンベまでは緩ーい上り基調
見えてきたのがタジキスタンの首都ドゥシャンベ
道路前方右手がダウンタウンなのだけどまったく高い建物もない平たい都市
ウズベクもだったが都市開発の真っただ中なのか市街に入ると工事が多く道路全域で封鎖してたりと結構はしりにくい
うねうね走ってドゥシャンベの安宿を探しグリーンハウスホステルに到着
ここはもうサイクリスト宿と化しているようで自転車がたくさん
宿に入ると「おい、お前サマルカンドで見たぞ」といきなり声をかけられる
イングランド人の彼の青いサーリーディスクトラッカーは確かに見覚えがある
サマルカンドの安宿バハディールで確かにそのバイクがあった
話をすればサマルカンドから最短のノースルートで来たらしく、ここで初めてその国境が開いていることを知る。長らく複雑な領土問題で閉鎖していたのがここ最近になって通れるようになったらしい
後になって写真見ても思うけど、後々会うサイクリストたちのほとんどがここに滞在しており見覚えのある自転車が何台もとまっている
タジキスタンの自転車旅の始まりはやはりここだったんだろうなと思う
街を散策してモールの中で見つけたバーガー屋で晩飯
もう本当に中央アジアのメシってアレで・・・できるだけ違うものが食べたかった
けど、ここのバーガーも別にそこまでうまくもなかった
たぶん、ふつうに日本のマックの方がうまい
それから、やはりソ連圏だったからか米資本のバーガー屋は一軒もみなかった。パチモンみたいなバーガー屋はたくさんあるけど
翌日はドゥシャンベで休息日
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