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2018/06/19 シャフリサブス~カラシナ

ウズベキスタン
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2018/06/19 シャフリサブス~カラシナ

この日は80㎞程南下してグザルの街を経由したのちタジキスタン方面の東に進む行程。
この日が人生で一番暑い日だったかもしれない。

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アクサライ公園内、シャフリサブスの町を抜けて郊外のほうにすすむ。
宮殿跡しか見てないけどシャフリサブスにはほかにも史跡とかあります。

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町を出ると昨日も見たような光景が広がる。
ただ昨日は農耕地だったのがこのへんは放牧地。
しばらくは緑色だったが走っていると次第に植生も減りあたりの風景が土の色に変わりだしてきた。

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まだ10時とか、午前の時点で気温計は43℃。
補給地点はめっきりないうえ、水も全然足りなくてまずそうな気配が漂いだす。

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何もないと土気色の風景だがたまに民家が道路沿いにあらわれる。
そうなってくると灌漑があるのか木が生え緑もある。
幹線沿いはずっと日影がないのでおのずとそこで休憩するしかない。
パンかじってたら目の前に車がとまりおっさんが下りてきた。
こっちに歩いてきたかと思うと目の前の家を指さしながらなにやらしきりに話しかけてくる。
すぐ察しはつくけどチャイでもどうか、休んでけよってことなのだろう。

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昼食にさそわれご一緒する。
日干し煉瓦の家の中は結構涼しい。
おっさん二人は昼間からウォッカを飲んでいた。
ちなみに英語は全く通じず(1.2.3ですら通じない)
言葉は通じなくても彼らが親切なのは雰囲気でよくわかる。

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ここで昼食をご馳走になって本当に命拾いしたと思う。
お世話になりました。
雰囲気でなんとなくわかったけど最初声かけてきたおっさんは知人で家主ではなかった。
自分ちじゃないけど他人を家に招き入れるってのも、ここではそれが別に特別おかしなことでもないんだろうと思う。

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外に出るとまたあいかわらずの風景。
なにか遠くのほうでは竜巻みたいな、つむじ風も沸き上がって渦巻いているし、この気温では吹く風も全然涼しくなくて普通に熱風。
もはやドライヤーの風を受けている状態。

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グザルの街の手前でチャイハネがあったのでまた休憩。
シャシリキという焼き鳥みたいな料理。
店によって肉の質も味付けも全然違うみたいだけどここのは成形肉っぽいというかハンバーグっぽいものだった
ほかのメニューよりちょっと高いけどこれはどこでくってもうまい。

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グザルを通過するくらいで後方の様子が暗くなってきてそれが徐々にこっちに迫ってきている。
雨ならいいんだけどそんなんじゃなくたぶん砂嵐のたぐい。
前方のみ青空が広がっているので飲まれたくないし自転車をこぐ。


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途中から完全に飲まれてしまった。
視界も悪いし風強くてすなつぶてイタイ。
とはいえ逃げるところもないし前にすすむしかない。
さいわい5kmくらいも走ると砂嵐も抜けたようで荒涼とした感じの風景になりだした。

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カラシナの町で通り沿いにあったホテルに宿投。
メイン国道を走っているから補給にも困らないだろうしもっとちゃんとしてるだろうと勝手に思ってたけどそうでもなかった。
なにか、とうとうツーリストのいないはずれの町まできてしまったなあと思う。

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コメント

  1. […] 実際、自分もウズベキスタンを旅してた時はほんとに温度計を見ることが多くて持っててよかったと何度も思った。 […]

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