ウズベキスタン 自転車走行まとめ (2018年6月末時)
2018/06/15〜22
7日間滞在
タシュケントから南ルートM41を使ってタジキスタンへ走行
出入国
2018年2月からビザ無しで30日間滞在可能
以前から面倒だと言われていた税関申告書も所持金が2000ドル以内なら申告する必要は無いとのこと
自分は、申告書が機内で配られたので一応書いておいたがやはり入国時はスルーで2枚とも持ったまま入国
出国時も何も指摘されずにスルー
つまり出入国はパスポートにスタンプを押すのみで終了。至って簡単
入国はタシュケント国際空港
出国は南ルートM41、デナウの街からタジキスタン方面へ
出国時はVISA免除の件が周知されてないのか、VISAは有るか聞かれ、「無い」と答えると何処かに1分ほど電話をして確認を取っていた。
出国も入国もバッグ類をCTスキャンに通して終わり。
ボーダー近辺には両替商がうろついており、出国前にスムからタジキスタンソモニに両替してもらえた。
知らなかったのだが、長らく閉鎖されていたタジキスタン方面サマルカンド〜パジケント間の国境も最近開いたとの事で、そこを通過してきたサイクリストとも数名会った。こちらの方がタジキスタンに向かうのは近いので便利だと思う
また、そちらを通って来た方の話だと出国時にアンケートを取られたとのこと
[旅行に不備はなかったか、今後改善すべき点はあるか等]
外貨レート
為替レートはUS$1＝8000スム(2018年6月末時)
長らく問題になっていた闇レート、倍近く違う二重レートの件は2017年9月より政府が市場レートにあわせて引き下げ
(難しいことはわからんが、インフレを加速させるんじゃないのかと思うのだけど、すごい事だと思う)
タシケントとサマルカンドで一回ずつドルから両替をしたが、宿で頼むとバンクオンリーと言われたので政府は本気で闇レートの撤廃に力を入れているのかもしれない
肝心の銀行でのレートは1ドル=7950スムと妥当だった。
銀行には¥レートの表示もあったので、タシケントサマルカンドなら円での両替も可能だと思う
首都ではキャッシング出来るATMも増えてきているらしいがその辺は未確認
US $現金を持って行くのが一番確実なのは変わらないと思う。
また一度だけタシケントの駅前で闇両替を持ちかけられたが既に両替の後だったのでしなかった。のでレートは確認していない。
自分は200ドル両替して100ドル分近く余った
宿はドル払いだが頼むとスムでも払えたのでそこで調整したが1週間程度なら150ドルも両替すれば十分だったと思う
レギストレーション
滞在登録、この制度はいまだ健在のようだけど、一番不明瞭な点でキャンプしているサイクリストも多い
念の為自分は、レギストを取得するため全て宿泊まり行程で行った
ただやはり形骸化しているようで出国時にレギストの束を渡すと、なにも確認することもなく終了していたのでかなり緩くなっているように感じた
数泊ならテント泊でも問題なかったと思う
言語
ウズベク語、ロシア語が公用語で英語はほとんど通じない
若い人は通じることがあるのとレギスタン広場等の観光地だと英語で話しかけてくる人もいた
観光地以外でも宿の人だと通じることが多かったがやはり苦手なようで、自分も英語は苦手なのでそのくらいだと逆にちょうどよかった
田舎の方に行ってしまうとこれがメッキリで、「アトゥクーダ(どこから来た)」「パルースキ(ロシア語は話せるか)」ととにかくロシア語で話しかけられる
主観ながら、どうも外国はロシア語で話すものと思っている節のある人が多い気がする
何れにせよ人は親切で言葉通じなくても身振りでこちらの意図を汲んでくれようとする
汚職のひどいイメージだったが警官も同様にフレンドリーで賄賂の要求は一度もなかった
道路状況
中央アジアで一番進んだ国ということで準日本並を期待していたが思っていた程よくなかった
主要道は9割5分舗装路だが波打っていたり、継ぎ接ぎが多かったり、タシケントでもメイン通り以外の路地はガッタガタだった。
1.5インチ、38cくらいはあった方がいいと思う
走行中、クラクションもよく鳴らされるが、これは挨拶の意味で大抵の場合中の人は手を振っている。ただ5台に1台くらいは鳴らされるのでどっちにしても煩わしいことに変わりはない
それから一度だけ追い抜きざまのトラックから齧りかけのリンゴを投げつけられ左肩に強打した。どこの国にも悪い人はいると思うが嫌な思いをしたのはその一度だけ。
気候
あつい。6月末時、気温計はほぼ毎日40℃オーバーを指していた
ただ湿度は低いので日陰に逃げればそこそこ快適だった。体感的に日本の30〜35℃くらいじゃないかと思う
必要事項が有ればまた追記する
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