スポンサーリンク

フレーム CRAFTED PASS HUNTER

フレーム.コンポ
スポンサーリンク



フレーム&フォーク CRAFTED PASS HUNTER

クロモリのシクロクロスとなるフレーム、フォーク。
以前はカーボンロード一台のみしか所有していなかったが長期のツーリングに耐えられるものをということで2012年の6月に購入したオーダー車。

マテリアルはReynolds520、ダブルバテッド0.8~0.6~0.8
ポスト径:26.8mm
ヘッド規格:1インチJIS
FDタイプ:径28.6mm
OLD:130mm 100mm
タイヤクリアランス:~38c

随所に個性的なところはあるけど基本的には、懐古的でオーソドックスなフレーム。
オーダー車であるが故、こういう色に指定したが、もしこれが深緑、シルバーパーツとかだったら完全にランドナー系のツーリング車になっていただろうと思う。
性質としてはけっしてイケイケなギャンギャンのシクロフレームではないのだけど、それでもこのフレームは、見て楽しむような懐古的バイクではなく、しっかり走る実用重視のモノだと思う。
乗り味なのだが、これが他のクロモリツーリング車と比べめちゃくちゃしなる。
硬いホイールなんかと組み合わせればそれは顕著でガンと踏むとぐぐっとためてワンテンポ遅れてバイ-ン!とくる感じ。スプリントできるフレームでは決してない。カーボンとかよりも全然やらかい。
ビルダーの意図としては、林道旧道までのアプローチ舗装路をロードのように高速で行い、ダートも担ぎもこなすといった性質のフレームなのでダート用に剛性の低い材を使用しているのかもしれない。
また、ロードよりもアップライトな姿勢をとれるようにコラムはハイコラムで30mm+スレッドといった設計。
タイヤも推奨は38までのようだが自分は45cブロックでもギリギリ使えた。
リアはまだイケそうだがフロントはこれ以上大きい29erとかだと入らないだろうと思う。


2016-08-13-17-17-15
2016-08-13-17-17-20
2016-08-13-17-18-17
2016-08-13-17-19-46
2016-08-13-17-17-01

デカール類はこんな感じ。
ちなみに日本の国旗は自分で貼ったステッカーなので元々は無い。
案外日本の国旗て特徴的なのか、外国でもこれだけで日本人だと判断してくれることは唯あった。
よくよく見ればJAPANとかも書いてあるんだけど。


IMG_0260

このフレームでもっとも特徴的、目を引くのがこのシートステー周辺。
担ぎ想定のフレームなのだけど簡単な荷なら括りつけれるようなリアキャリア。
たわみやすいクロモリフレームの為、この位置にキャリア足を着けてブレーキブースターも兼ねる設計になっているとのこと。
代償としてVブレーキ類はつかないが、V付けるとなると結局ブースター噛ますような気しかしないのでこれはこれでいいのだが。


2016-08-13-17-20-20

2016-08-13-17-20-57


BBとエンド以外はフィレットでなめらかな曲面に美しく仕上げられている。
特徴的なのがこのBBハンガーでワイヤーのガイドが一体化された構造。
昔のチネリが出していたものと同一のものだろうか

2016-08-13-17-30-36
2016-08-13-17-30-53

フォーク。
こちらはごくオーソドックスなスローピング形状。
肩のダボは専用の2点支持フロントキャリアを取り付けるためのもの。
それは買ってないので自分にはどうということでもないのだが。

2016-08-13-16-48-49
2016-08-13-14-45-26

最後に重量。
フレーム 1.95kg
フォーク  772g
けっこうオモイ。いや、クロモリとしては妥当な数字なのだけど改めて計ると、乗っていた感覚よりも重い。
これを書いてる16年8月現在で、3万キロ以上は乗っているので分相応に傷みは激しいのだがこれからも今まで同様に酷使していく予定。

 

 

 

CRAFTED PASS HUNTER 改
2019年6月に手を加えてもらい不満点の改善と狂いの修正をしてもらった。
仕事を依頼したのは愛知県大口町のShin・服部製作所
これまでどういった使い方をしてきて今後どういう扱いをするのか理解していただいた上で見積もり、工作を依頼した。

こちらの要望としては、
各部狂いの調整
ダウンチューブ下にボトル台座追加
リアエンドを130→135
前後Disc台座の追加
それに伴うアウターワイヤーガイドの取り付け
フロントフォークサイドにもボトルダボを追加
リムダイナモ台座の追加
カラーは同じ色にしても面白くないだろうと思い元の色をベースに一色足してグラデーションカラーで要望

フロントはDisc台座を追加するには強度が足りないだろうと見解を頂いたので新規で同形状のモノを制作していただくことになった。

修理・カスタム一覧を見てもらえればわかると思うけどフーク1本¥30000、ダボの追加1箇所¥2000(1組¥4000)と、価格は原材料+加工費で真っ当プライス。変にブランド料が乗っかってたりすることもない。
どういう工作を依頼したくてどのくらいコストがかかるのかもおおよそ見当つけやすいと思う。
重量はフレーム2050g、フォーク841gとごくわずかにだけ増えた。

コメント

  1. […] メインフレーム1877g(ヘッドパーツ込み) 通常モデルは楕円のメインチューブ一本だけどこれはダイヤモンドで三角フレームなので多分ノーマルより格段重い。 というか、この時点で自分のクロモリ700Cツーリング車のフレーム重量とほぼ同等 […]

  2. […] フレーム&フロントフォーク CRAFTED パスハンター […]

  3. […] ・フレーム&フォーク CRAFTED PASS HUNTER ・コンポーネント shimano 2300 ・ホイール ARAYA PX645. SHIMANO […]

タイトルとURLをコピーしました