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ディレイラ― microSHIFT XE Marvo RD-M64L

フレーム.コンポ
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ディレイラ― microSHIFT XE Marvo RD-M64L

トータルキャパシティ 45t
最大スプロケット 34t
シマノ互換 MTB用9s

第四のコンポメーカーとして名が挙がる台湾、マイクロシフト社のMTB用リアディレイラー
サムシフター、バーコンを使う方だと馴染みあるブランドかもしれない
このディレイラーはどうやら国内での正規取り扱いがないようで入手するには並行輸入、もしくは外通に頼ることになってしまう。代理店がしっかりしてくれればいいのだが

マイクロシフト社といえば基本的にはシマノ互換の製品展開、つまりシマノパーツと混同して使えるという強みがある
そんなわけでこちらはシマノのMTB用ディレイラーとして互換性が謳われている製品
シマノの9sまでのMTBディレイラーというのはロードとワイヤーの引き量が同じでありロード用シフターでも引くことができる(10sダイナシスは互換性が無い)わけだが、だったら当然これも同じだろ?!ということでスプロケの大径化にともない導入
105の5700系10sで使用しているが問題なく動作する。

トータルキャパシティは45t
トータルキャパはいわゆるチェーンの「総たるみ量」で前後ギアの最大歯数-前後ギアの最小歯数ということになる
自分の環境はフロント48,38,28のリア11-36
(48+36)-(28+11)=45 とジャスト目一杯

最大スプロケ34tということだが自分は36tで使用
こちらもギリOKといったところ
スラント角も見ている感じおそらくシマノ同様45°だろう
トータルキャパ、最大スプロケ共にメーカー公称値より安全マージンをとって2t程度余裕が見てあるというのは一般的見解だが、まあそれの範疇の扱いだろう

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このディレイラーの最大の特徴だが、それは非常に「カッコいい」ということ
昨今のディレイラーは基本的に丸みを帯びたデザインだが、これは角張ったデザイン
ポールコンポーネンツ等かつてのCNC削り出しパーツブランドを彷彿さえるようなデザインというといいすぎかもしれないが、それに追従するような気配すらある

いかにもメカメカしていて、ブラックにサシ色という中二心をくすぐるデザイン
しかもコンポとしては珍しいカラー展開を行っており、このゴールドの他、レッド、ブルー、グリーン、シルバーがある。
アルマイト仕上げのカラーパーツというのはある程度需要があると思われるのだが、これはかゆい所に手が届くというか、 ドレスアップ面でも楽しいパーツ


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実測223g
数グラムではあるがXT M771系よりは軽い

使用感としては、一応シマノのXTと同程度の性能は得られるという謳いだが自分はXTを使ったことが無いのでその辺がどうなのかはわからない。
そもそもロードコンポで混ぜて使っているのでなんとも言えないところなのだが、とりあえず普通に変速動作し使えるしこれといった不具合もない
ただロードのディレイラ―からの換装なので、ケージの引きというか、チェーンを回していてディレィラーの抵抗は明らかに大きくなった
ただ、これはそもそもチェーン暴れを防ぐ目的でロードコンポに比べればMTBコンポ全体、ケージの引きは強いはずなので一概には言えない点ではあるし本来の目的の山で使うとどうなのかと問われたら何とも言えないところではある
欠点があるとするならシフトワイヤーのトリム調整用のアジャストボルトが無い点
ここは別でアジャストかますかしないと若干面倒なポイント

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