クランク BONTRAGER RACE LITE 7050
B.C.D:130/74
BB規格:GXP
アーム長:175mm
フレーム、ホイールと並んで自転車の顔とも言えるパーツのクランク
このクランクはサードパーティー、Trek傘下のボントレガー製
7000番台のアルミということでつまるところ「超超ジュラルミン」
7050というのは7075を焼き入れ処理したものらしいもはや絶滅しつつあるロード用トリプルクランクで、純正で付いていたギア板は52/42/30
変速性能もダブルよりは劣るし普通の感覚でならコンパクトで充分なのだが、ツーリング用途、もしくは一台でいろいろなシーンをこなす事(MTB並の登坂性能、ロード並の高速性能)を考慮するとなるとトリプルもいまだ有用性があるという持論のもと購入
まあ、トリプルにこだわるならMTBクランクを使えばいいだけなのかもしれないが、私感ながら仕上げの美しさはロードコンポの方が上のように思う
アームのみの重量は628g
これが重いのか軽いのか
参考までに6800アルテグラ(コンパクトクランク)のアーム重量がおおよそ500gとのこと
しかしクランク部は流石の焼き入れ処理とあって摩耗にも強いのか腐食はない
BONTRAGERの刻印だが、これまで踝で磨きまくってるにも関わらず未だに印字が消えないのでもしかするとレーザーエッチングなのかもしれない
シマノなんかだと割と数千キロで摩耗され消えてしまう印象だったのだが。
少々広めだがトリプルクランクとしては妥当な値
これまで使ってきた感覚としては、Qファクター、クランク長も相俟ってかロードクランクというよりMTBクランクに近いかもしれない。ガンガン回してケイデンス稼ぐというよりはゆったり回すのに向いている気がする
うーん。やはりクランク長は大事なのかもな・・・
ガチガチのロード乗りならまず選ぶクランクではないだろうが、見た目重視、ゆる系自転車乗りなら充分満足できる性能はあると思う。
なにより「カッコよさ」というこれに勝るものはない。ロードクランクの中では断トツでカッコいい
自分も皮膜剥がれまくってみすぼらしくぼろぼろになるまでは使っていこうと思う。