HG-Xチェーン、シャドーディレイラーに最適化した歯先設計
スパイダーアーム:1ピーススパイダーアーム
スプロケットタイプ:10スピードHG
材質:ニッケルメッキ
対応チェーン:スーパーナローHG-X10スピードチェーン
ギアコンビネーション:11-13-15-17-19-21-24-28-32-36
歯先まで細かい加工がなされたビッグスプロケット
wolftooth、fouriers等サードパーティーで42tなんてものも存在するが、ごく一般的なものとしては最大となる36t、かつ一番お求めやすい価格のものとなっているのがこのモデル
トップ2枚以外は一体型のスパイダーアーム。こちらの方がフリーをかじりにくいので好みだ
重量は381gと手に持ってもズッシリと重い。
歯数が大きいので安直に比較はできないがロードスプロケだと200~300g程度。
100gは越えて重いことになる
使用環境だが、このスプロケは、「HG-Xチェーンに最適化」と謳っている点
このHG-Xチェーンというのは、ごく一般的なチェーンである「スーパーナローHGチェーン」とは互換性が無い
のだが、自分は普通のロード用ナローチェーンで回して使用。
さすがにロードコンポほどスパスパ変速は決まらないし若干のバタつきはあるがサイクリングレベルでの使用では特に問題なく使えている
もしかするとチェーン、スプロケの摩耗が速くなったりと問題はあるのかもしれないがこれで1年半程は問題なく持っているのでシビアコンディションで使うライダーならともかく、程々のホビーユーザーなら問題ないだろう
もう一つの謳い文句、シャドーディレイラーも使用していないので全く「ポテンシャルを発揮できていない感」は否めないが当面このまま使用する予定
自分の場合、ツーリング車を万能車として変身させるべくローギアードしていく過程で導入することとなったが、最近ではロードスプロケも32tまであるのでスパスパした変速を求めるなら断然ソッチの方が良いだろう
細いタイヤでロードの様に流すとなると1枚1枚のギアに歯数差があるのでガッチャンガッチャン!と細かいケイデンス操作ができない感は否めない。
だが45cブロックタイヤをブチ込みガレ場なんかの時のローの安定感、ギア操作のガッチャンとくるモンスター感はかなり楽しい
以上、本来のMTB用途とは違うかもしれないが、ミックスコンポをする方、クロスを化けさせたりとかで使ってもおもしろいスプロケ