Hibriaは、メタルの宝庫ブラジルで96年に結成された正統派、パワーメタルバンド
2008年発の2ndアルバム
あらたなトレンドが次々形成され多様化するメタル界隈において小細工なしの正統派メタル
極限まで尽き詰められた技術、ソングライティングにより、ある種使い古され古典化しつつある正統派のやり方でありながら、ここまでも昇華させることができるのか！といった盤
キレッキレのギターリフとリズムをこれでもかというほど詰め込んだ内容になっておりそれでいて前作にあったイモ臭さみたいなものはだいぶん払色されている
ユーリサンソンの漢臭い圧倒的な歌唱力のVo！
メタル界となればかっこいいハゲは一定数存在するがこのハゲももれなくカッコいい
そしてジャケットもプロモもダサい！
その辺も含めて、ここまで王道的だともう出来すぎじゃないか？？と思うくらいにいい
大概のメタルアルバムというのはバラード的な曲が収録されていたりするがこの盤は一曲もヌルい曲がなくひたすらアツい！
Tiger punchに始まるこのアルバムはもうずっとこのテンション
いや～ホントこういうメタルを待ってたんだよ！
ちなみに前作も同じ方向性なのでこの盤が気に行ったならそっちもお勧めだ！
そちらの方はよりメタルらしいB級臭（悪い意味ではなく）ある感じに仕上がっている！
残念ながらこれ以降のアルバムはチューニングを下げだしたので自分は熱心に聴かなくなってしまった
またこのバリバリした音のアルバムをつくってほしいところ。
