2003年発のファーストフルアルバム
MotionCitySoundtrackは米ミソネタ州ミエアポリスにて1997年に結成
メンバーの入れ替わりがありこのアルバムの2003年に現在のメンバーに至る
(余談ながらミネアポリスといえばSurlyやSalsaの母体、QBPの所在地でとても寒いところ。俄然、興味深い)
GuiGui引っ張るムーグ/シンセサイザーの音、バタバタとまくし立てるドラム、メランコリックで繊細なギターワーク
2000年代初頭というとパンク勢がボコボコと出てきたころだが、大多数とそのサウンドで一線を画していたように思う
セールス的に2nd 3rdの方が売れ、そこで人気を獲したバンドで、自分もそっちから入った口だったわけだが
ファーストも何の気なしに購入してみたらコレがとんでもねえ!
インディバンドなんかにあるエグみと疾走感、キャッチーでありながら時折見せるエモっぽいキレっぷりは以降のアルバムを凌ぐのではないだろうか(もちろん以降のアルバムもすばらしいのだが)
歌詞もかなりキてるのでthe futre freaks me outの冒頭の和訳を
べティはモダンロックを頑固に聴き続ける
一人ぼっちになりたくないとおもってる
彼女には愛が欠けているから
僕はコーヒーケーキとアイスクリームと格安ワインで埋め合わせる
彼女は言う
私はハロースポートでロックしちゃう
カウガール・ブルースでロックする
ロックに生き急いでるから愛してる暇なんてないの
私はベルクロ靴を履いた自由な女
ドラムンベースなんて全然ピンとこない
未来のことを考えると頭がぶっ飛んじゃいそう!
喜怒哀楽ないまぜになって結局なにがいいたいのかもよくわからないところまで含めて共感できる
メンバー全体的に、なんかモッサリいまいち冴えてないのも◎