2007年発、Dream stateの2nd
DreamStateというとほぼほぼピアノ兼ギター兼ボーカルのニックガーザのソロプロジェクトとなっているが、このアルバム含む3枚の盤のみで活動しているのか、あやふやな状態になっている
音楽なんて好みの問題で、主観でしか語れないのでバッサリ書くが、
自分は青臭いのであったり、露骨にメロディックなギターリフとかが苦手。
露骨な言い方をすると(あぁ~これ中高生好きそうだな~)みたいなやつ
でこのアルバムなのだが前作より格段に青臭さが消え洗練された音になっている
まず1stと変わってVoをニックガーザが務める点
1stのVoはもっとエモ、ロック寄り、青臭いところがあったがニックガーザの声質で渋めで洗練された感じに
ディストーションギターも前作ではジャギャーと鳴っていたのに対し歪量が格段に減りシャリーーンとしたコード感のある素直なトーンに
ピアノのトーンも冷たく鋭いような音色でダイナミクスなコードワークでありながら、ディレイトリックで散らばった様なアルペジオも秀逸
曲自体も前作でアップテンポであったのが、ピアノと歌を聴かせるような楽曲が増えた
また前作で無かったのがこのアルバムで加入した女性のVo兼ギターのニッキの存在
ニッキがリードボーカルを録る曲も4曲収録されているがこれがもう巧い!
そうでなくても抜群のコーラスワークで掛け合いをするようなM2のStrating Overなんかも秀逸
以上、Youtubeで検索してもまともにヒットしないし、いまいち認知されてないようなのが残念、なので是非聴いていただきたい盤