2018/07/11 ロードサイド~サリタシュ パミールハイウェイ2

キルギス
スポンサーリンク

最初からはこちら


前の記事はこちら

2018/07/11 ロードサイド~サリタシュ パミールハイウェイ2

IMG_4992IMG_4999IMG_5004

標高4100、枯れた湖の上
昨日から一晩中風が吹き荒れていた
午前中は比較的穏やかになるので深夜におさまるかと思ったけどそんなことはなかった
モノが飛ばされるのでこういう時はペグダウンした状態で設営も撤収も行う

IMG_5012IMG_5019IMG_5026IMG_5027

本線に戻って北にすすむ。正面の山から吹く北風が強く山のこちら側は晴れているが向こう側には雨を降らせているのがわかる
最後の最後まで景色はすごいタジキスタン
サイクリストは皆、口を揃えてパミールは最高だったよ!と言うけど実際来てみたらどこがよと言いたくなるくらいの国だった
道もつらい、気候もつらい、メシだって満足に取れないこともある。どちらかというと辛いことの方が圧倒的に多い。でもそれを含めてパミールという場所で、すべてを統括するとパミールはよかったといえてしまえる
これほどまでに生きている、生かされていることを実感することもいままでなかった
きっともう来ることはないだろうけど、機会に恵まれるならもう一度走ってみたいとも思う
この国境の峠を越えれば次のサリタシュの町は標高3170m、以降も下がる一方なので実質ここでパミールは終わりみたいなもの

IMG_5048

やっと建物が見えてきた
あれがタジクサイドのボーダー
とうとうこれでタジキスタンも終わり
コンテナみたいな詰所でパスポートに出国スタンプを押して終わり
荷物のチェックも、賄賂を要求されることも無し

IMG_5049
IMG_5051

建屋からもまだ登りが続き1kmほど進む
ここが峠のピーク4280mで国境線。かっこいいマルコポーロヤギの像
峠のピークにふさわしい

IMG_5055

峠からは凶悪なダウンヒルで急こう配のダート
加えて劣悪な天気で途中からは雪も降る
ここはレーニン峰など7000m級の山を擁するザアライスキー山脈に位置しその中でも低い位置に道を通してある。場所柄おそらく北風に乗ってきた雲が全部この山脈にぶつかってこの雨を降らせそのせいでタジク側は晴れていたんだと思う

キルギス側の景色もそうとうすごい
赤茶けた山や黒い岩山
すごいスケールの景色が広がっている
一緒にアクバイタルを超えた二人は1日でサリタシュまで行ったんだろうけど、ここはもう少し時間をかけて見ても価値のあるところだと思う

IMG_5092IMG_5095

IMG_5117

やっとキルギス側のボーダーが見えてきた
完全に峠を折りきったところにありタジクボーダーから20㎞くらい進んだところにある
ここまでの道は結構ひどくてタジク並み
ここのボーダーも入国スタンプおして終わり
荷物のチェックは無し
無事次の国キルギスに入国

IMG_5120

ボーダーからはアスファルト
大草原が広がっていてごくゆるーい下り勾配でサリタシュ方面まで道が伸びている
そしてキルギスに入って家畜に馬が加わった

IMG_5131

キルギス最初の街サリタシュ。中国タジクと国境が近いこともありこの町もツーリストが多い
街に宿は沢山あってどこの宿の看板にもFreeWiFiの文字。町には電気もきてるっぽい
街の中心部まで行き近くの宿に入る
まだキルギスの通貨を持っていないので両替できるか聞くと中心のガソリンスタンドか商店でできるというので行ってみる

IMG_5132

街の商店
冷蔵庫がちゃんと冷蔵庫として機能していることに感動
これはパミールの商店ではただのガラスの箱でしかなかった
両替レートは残った1000ソモニを6500ソムに両替
ドル以外の通貨だとやはり、かなりレートは悪いと思う

IMG_5144

宿の前の風景
街の向こうに草原とさらに向こうに今日超えてきた真っ白な山脈が見える

IMG_5146

部屋はイタリアから走ってやってきたサイクリストの親子と同室
今日は北の方からやってきていて中国のカシュガルがゴールらしい
つまり、タジキスタンを経由しないシルクロードの旅
後からフランス人のおっさんもやってきて計4人

IMG_5152

宿の晩飯
ポテトと卵の何かとナン
なんかわからないけどこれはうまい
全員あまり英語が得意じゃないので必要なこと以外はあまり喋らない
フランス人のおっさんはいなくなったかと思うと、湯飲みにシュウワァアアア‼︎‼︎‼︎って音のする謎の飲み物もって戻ってきたし、イタリアン親子は宿の主人と明らかに英語ではない謎言語で何かを通じてて笑っているし、親子は時折持っている酒の瓶をチンッ!て乾杯してるしもうカオスな空間が広がっている……
だけど、なんだかすごく居心地がいい

IMG_5153

タジキスタンから来たサイクリストはみんな思うだろうけど、ワイファイも有るし電気も水道もある。メシもきっと格段にうまい。この文明的な町にはもう感動する
この国ではやっていける、とそんなふうに思った夜だった

次の記事はこちら

コメント