SunRingle RhynoLite 20インチ
36 hole count
27.5mm wide
Pinned
20″, 24″
405g, 495g
ワールドツーリストからも絶大な支持を得ているリム、米サンリングルのリノライト
26インチがメインだと思うけどその20インチ版
厳密に最も支持を得ているのは“Rhyno Lite XL”というリノライトを数mmワイドにしてウェルディングジョイントにした上位互換のものなのだが、まあ使用用途、大凡の設計方向はどちらも同じでトレイル、DH系
フルサイズに比べ径の小さい20インチだとXLでなくとも過剛性なくらいだろう
これはリノライトのリムプロファイル
安定性、タイヤ剛性を確保しやすく、リム打ちしにくいような幅広で背の低い構造
というか20インチでこのプロファイルなんでガチガ
力かけて押しても700cの柔いリムみたいにしなるような感覚は皆無
スポーク長計算の為に3箇所×2本測ったけどどれも同じ寸法だったので真円度はかなり高いと思う。
ホイール組も剛性高いからか組みやすい
数値的に推奨タイヤは1.1〜2.1インチあたりになると思うが、太い分には2.3とか履かせてもなんら問題ないと思う
実測428g
2本ともこの数字だった
406のリム重量は300〜400g、大半が300半ば台と思うので結構重い部類に入ると思う
強度と重量はトレードオフ
転がした感じも、小径特有の軽さ、クイックさはあるものの、それでもゴロゴロした重量感あるリムだと思う
リムの内面
面取りあまいのかところどころバリでてます
ウェルディングではなく、ピンジョイントなのでよく見ると継ぎ目があるが隠れるような位置に、丁寧にデカールが貼り付けられてある
バルブホールは米式用なのでBMXとかの米式チューブを使ったほうがいいのかもしれないがいかんせん馴染みののあるフレンチを使いたかったのでアダプターを差してフレンチバルブのチューブを使用
リノライトXLだとポリッシュシルバーだったりするけどこれは無垢のシルバー
全くもって派手さもなければ色気もない
あと自分の場合手持ちの36hハブを使う手前このリムを選んだが、ツーリングに使うにしても32、28で充分だと思う。
36になった途端選択肢めちゃくちゃ減るし、36はBMX並みに飛んだり跳ねたりできそうなくらいなやり過ぎ感
サンリムも日本国内では取り扱いが薄いのか滅多と見ないので外通が基本になると思うが、ミニベロで大陸横断、縦断するとか、或いは20インチMTBでトレイルするとか、そういった強靭なリムが欲しいという用途なら検討してもいいかもしれない。