中古で入手したDTSWISSの手組ホイール
MTB界隈だと根強い人気があり信用できるブランドであるにも関わらずロード界隈ではMTBほどの人気がない
派手な完組全盛だからしかたないのか少々過小評価され気味
イタリアン組でいかにもブルべライダーなんかが好みそうな実用的ホイール
Profile width – 19.4mm Profile height – 20.8mm
Weight – 465 grams
Pressed-in stainless steel double eyelets for durability
Boost Welding Technology used to weld the rims into a sold hoop
DT Swiss Wear Control tells you when to replace the rim
ETRTO – 622 x 15
ERD – 599mm
過去にRR465とRR415のラインナップがあったが現在はRR440に統合され廃版
DTのリム、ホイールはだいたい商品名=重量になっているものが多くこれも465g
現行RR440(440g)の後輪用はスポークテンションの是正のため穴振りをずらしたアシンメトリックをラインナップしたりとこの465よりも改善した模様
でこの465だが、DT全般に言えるのだろうけど真円度が高く精度がでてるので組みやすいらしい
剛性はそこまで高くないらしいのだけど、たしかに自分で踏んでみてもマビックに比べ全然やわい印象(マビックが硬すぎるといえばそれはそうなのだが・・)
乗り味は数年転がしての感想だけど、フツーに転がるのは転がるけどいかんせんフツーのリムすぎて面白味はない。
積載するツーリストで使っている人に故障したというのを見たり聞いたりしたことはないのでその辺は剛性と耐久性でバランスの取れたリムなのだと思う
良い言い方をすればリニアに使えるリムなのだろうけど、ただほんとにロードに使うには少々面白みに欠けるのでどっちかというとロングライドとか普段使い向きのリムだと思う
ハブ 350S
DTといえばハブ。これもなんの変哲もない外観でありながら性能充分
上位には180や240とあるがその下の機種にあたる350
なお素材やベアリング、重量に違いはあるものの上位機種とおおよその構造は同じ
フリーにはかじり有。サードパーティーにはかじりやすいものがあるけどDTも同様
DTの十八番スターラチェットハブ
このスターラチェットハブはメンテナンス性がいいので工具無しでクリーニングができる
単純にして明快、ぱっと見で駆動効率が良いのも理解できる構造
DTのフリーは引っ張るだけで外せる。フリー側がスポーク折れても工具無しでスポークの差し替えが可
これは長期のツーリングではありがたい
GOKISOみたいなハブ単体でウン十万するようなものは置いておくとして、庶民で買えるハブとしては費用対効果も高く優秀な製品だと思う