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2016/05/07 予定にない7日目の朝と中国東方航空

マレー半島
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Good Mooning!! Malaysia!!

予定にはなかった7日目の朝をKL国際空港内、バーガーキングにてダブルベーコンチーズバーガーを食いながら迎えた

くうぅぅ、お山から昇った朝陽が眩しいぜ!

マレー半島計画編、最初からはこちら

さて面倒なことになってきた。昨日に起こった出来事、正確にはまだ4時間ほど前の出来事だ

アナウンスの直後、ザワザワしだした中国人たちは次々と荷物をまとめ機内からターミナルへと引き返していく

あの中国語のアナウンスはいったいなんなのか?航空トラブルか?機体に異常でも見つかったのか??

全く状況の掴めない我々少数の日本人西洋人もとりあえずはあとに続く形でターミナルに戻る

戻ってみれば、数名の中国人が係の者にかみついているところで、、おそらくは、どうなっている!!と聞いているのだろう。

いやはや本当にめんどくさい流れになってきた。一同イラつき場の空気もとても悪い。

他の日本人の方が係の人に細かく聞いてくれていたようでそれを又聞き、要約するとなんでも上海の天気が悪くて今は飛べない、翌朝に飛ぶから8:00にまたここに来てくれ、とのこと

そんなことがあるのか

いうてもここをでて上海着くのはおおよそ5h後のことだが

なんだがイマイチ信憑性のない言い訳に聞こえてしょうがないのだが安全には代えられないのでしかたない

場の空気はサイアクそのものだったが一つだけちゃんと書いておきたいのはマレー人スタッフの対応はよかったということ。よかったというか、遅延した飛行機の乗客我々を気の毒にと気遣っているように見えた。

この空港のスタッフに比は無くこの状況で彼らにあたるのは筋ではないだろう


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程なくして掲示板2:10 FM0862便 プドン(上海)行きは09:00に遅延

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乗客には気休め程度のターミナル内で使える朝食の無料券を配布して一次解散


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ターミナルのベンチは朝を待つ人で溢れる

自分も適当なところで数時間横になる

さてKLを9時に出た時点で自分が乗り継ぐ便には乗れないこと確定、予定していた時刻に帰国はできないのだが、大してあわてても焦ってもなかった。とても面倒になったとは思っているが。

今回は航空機側のトラブル遅延なので当たり前ながら名古屋まで着けることは航空会社側が保障してくれる。それは頭に入っていた。

というか中国東方航空を利用するにあたってそんなことも万が一あり得るのではないかと少なからず覚悟していた。

念のため休日はもう一日余裕をもってあるので翌日にずれ込もうが全て自分の手の内で収まる

そんなわけで浮かない気分でダブルベーコンチーズバーガーを食い終えた私は8時前には搭乗口付近に

8時になると、またも手荷物検査とボディチェック、搭乗券の確認をして搭乗

今度は定刻通り9時に離陸

5時間のフライトを経て海を越えれば上海

正直どんな未来も楽しめそうにない

降りてターミナル内、係の人曰く「乗り換えできなかった人はこっち(入国審査)の方に行ってくれ、6番のカウンターで手続きしてくれ」

とのこと

てっきり乗り継ぎカウンターで次の航空券手配してくれてその足で出発ロビーにいけるやろと思っていたのだがそうはいかないらしい

これホントに入国して大丈夫なのか??

若干の不信感が高まるがイミグレーションカードを書きイミグレを通過し一旦中国入国


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ターンテーブルに自転車が流れてきたので回収

到着ロビーに出るや否や、simカード買えYO、どこ行くんだい?みたいなのに声かけられる

ここは中国、ああ、なんかうざい雰囲気になってきた

で、6番のカウンターてどこやねんという話でしばらくうろうろしてもサッパリで、そのうち同じ便に乗ってた日本人の方に再度合流したのでとりあえず一緒に行きましょうかと言われ一緒についていくことに

正直この状況で日本人の方がいるというのはかなりありがたい

6番のカウンターなどというものはさっぱり見当たらずチェックインカウンターの方にいこうかとエレベーターで上階へ

上の階に来たところで6番のカウンターなどというものは当然見当たらず、それよりか中国東方航空と書いてあるカウンターがあったのでそちらの方が話が早いのではないか!とそちらへ

カウンターのおねえやんに乗ってきた便の搭乗券を見せ遅延したから新しいチケットが欲しいと伝えると、どうやらこちらの意図を理解してくれたようで、なにやらチケットに書きながら、次の名古屋行便に乗れるようにするからそこのJのチェックインカウンターに行って!とのこと

なんだ案外すんなりといきそうじゃないか!

上海~静岡だという4名の方は今日中に帰れないので明日の便を手配するとのことで残念ながら今日はここで足止め

いまだに気になるのはこの方達が翌日無事にすんなり帰路に着けたのかということ

ここでほんの少し一緒になっただけであったがこの間この方達がいたことはとても心強かった

一足先に帰国できそうな私は言われた通りJのカウンターに並び列を進む

自分の番になり先ほど記入してもらった半券を渡すと「これじゃ駄目よ、もう一回カウンターに行きなさい!」

そんなこと言われても言われた通りに来てるんだからこちらも知ったこっちゃない

長いので割愛しつつ説明になるがカウンターに戻りまたJのチェックインカウンター、そこで今度はあっちのカウンターに行けとうんざりする流れに

最後に行き着いたカウンターではやっと手続きをしてそうな気配

ふう・・いやあホントに勘弁してもらいたい

「フォーティーファイブ! フォー、フォーティーファイブカムヒア」

どうやら時間がかかるのか4:45にまた来てくれとのことらしい

ちなみにこの時、時刻は4時

少し離れたところにあったベンチに腰掛け、頭を抱えふぅと溜息を付く

この空港に来てから思うのとにかくここを早く出たいということ、これはKLで足止めを食らった時には全く思わなかった感情だ

ここに着いてからというもの、もう周りに対する不信感が半端ない。国民性なのだろうけど、全員怒ってるの?てくらいに語気が荒いし、列にならんでても割り込みしてきたりととにかくうざったく、食らいついていかないとどこに振り回されるのかもわかったものではないのだ。一旦こうなってしまうともう目の前を歩いている中国人の一般乗客ですら不審に見えだしてしょうがない

そんなことを思っていたら尚更不安になってきた、これもしかしたら提示通り45分に窓口行ったら誰もいなくて閉まってるなんてこともあり得るのではないか?いや、この国なら起こりえる、平気でそういうこともやりかねない。

もしそうなれば今度はまずい

さっきまでは乗ってきた飛行機(遅延機)の半券をまだ持っていたのでそれを見せて自分が乗ってきた飛行機が遅れたと説明できたし証明できたのだがソレはさっきのカウンターで渡してしまい今は示せるものが何もない

精々eチケットのコピーくらいか

仮にこの状況で「本当に飛行機が遅れたの?自分が乗り遅れたんじゃないの?」なんていわれれば自分には示せる証拠がない

ここは日本の空港ではないし日本式は通用しない、何かしら自分から働きかけていかないと、強気で行かないと負けを見ることになる。もう既にそんな気力もないのだが。

そうなられては困るので時間のだいぶ前にカウンターの前に移動し待つ。ポツポツと人が来てなにかしら手配をしているようで閉める素振りは皆無なので安心した。時刻になるので45分前にカウンターに

今度は案外すんなり航空券を渡してくれ、乗り場は212、荷物は係の人が来るから少し待って、とのこと

これまでも書いては無かったが、大型の荷物なのでctスキャンは別のところですることになる

サーフボード、スキー板等の大型スポーツ用品として扱われてるのだろう

すぐに係員が来てあとに着いていきバイクをスキャンに通しokサインが出てもう行ってもいいよ!と

やっとだ、やっと・・・。

最後まで気が抜けなかったがこれでやっと面倒な手続きがすべて終わった

あとは搭乗口に向かうだけだ

しかし流石の国際的な空港だけあって乗客も多いので長い長い列をなしている

すこし落ち着いた気持ちでイミグレーションに続く長い列の後ろに付きながら何気なく確認をした自分の搭乗券から衝撃的事実を知らされ気分はどん底まで突き落とされることになる


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BOARDING TIME 1700

は?

え?!

そういうやり方をするのかこの航空会社は 

来いと言われた時間が16:45

この時点で16:55

残り僅かな時間でイミグレーション出国審査と手荷物検査を通過し、この広いターミナルから212の搭乗口まで辿り着かなければならない

いやいや、さすがにこれは頭おかしいだろ

一体どういうつもりで手配したのか

もうかまってる時間は無いので脇の方のビジネスクラスだかファーストクラスだかのV.I.P.ぽい空いてるレーンに走りこみそこにいた警備員もただならぬ状況だと察してくれたようで通れと合図を受けイミグレに入り通過、手荷物検査も前のもたつく白人にイライラしながら通過して

とにかく212の搭乗口を探さなければならないので看板「201~220⇒」等を追って走る

それからアナウンスにも集中し、搭乗締め切り時刻ともなれば便名か搭乗口を最後に言うはずだ

走りながら考えるのは、これにもし乗れなかったらその後はどうなるのか、今度は航空会社都合ではなく「ちゃんと手配はした!時間に搭乗口に行かなかったのはお前だ!」とこちらの省にされる気しかしない

まじめに次はもっともっと厄介なことになる

てかそうなったらどうなるのか?普通に航空券買うことになるのか?てか航空券てすぐ買えるものなのか?

いやそんな状況は想像もしたくは無い


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(写真を撮る余裕など当たり前に無く行きの使い回し)

というかこの出発ロビー、真面目に証明が薄暗い

この時はまだ夕方だから多少の陽は射しているがそれでも暗い。夜とかこんなんで大丈夫なのかよ

人込みをわけながら案内板にそってエレベーターを降り後は長い通路を過ぎた突き当り曲がって右側が212のロビーだ

必死に走り角をまがれば・・・

めっちゃ人いる!!!

ん?どういうことだ??

乗り遅れて次の便待ちの人なのか??

今さらどうすることもできないので、落ち着いて掲示板を確認する

あ・・・

この便も遅延してた・・・

ともかくこれで無事に帰れることが確定した

完全に疲れ切った私はそこに座り込みしばらく動けなかった

なによりこの空港内を走っているときがマレー半島を走ってるどのタイミングよりも心拍数が高かっただろう

こうやって書くとオチまでついてて笑える話なのだが実体験側としては全然おもしろくもない

多少の遅延とかならまあ全然構わないのだが1700の文字を確認した時の緊縛感は心底吐き気がしたし、一体こういったやり取りがどの程度で勃発してるのかはわからないが、いかんせん抱えてる爆弾がデカすぎるのであの感覚を再度味わう可能性があるというなら二度と利用したくないというのが素直な感想だ

そこに悪意があったのか、遅延は当然でそこ前提としての手配だったのか、今となっては一体どういうつもりで手配してくれたのかはわからないがこれならまだLCCの方がまともな対応をしてくれたと思う

この国の人達の感覚、国民性からすれば「嘘はついていない、ただ本当の事は言わなかっただけだ、確認しないのも悪い」というだけでそこには悪意があるわけではないのかもしれない(むしろその感覚のズレこそが問題なのだが)

私別に嫌中ではないしこれが全てだとはもちろん思ってもないし必要以上に避難をする気は全くないが、今回の経験で自分が見たものはすべて事実なのだからしょうがない。

てか、結局、6番のカウンターってなんやったん??

結局1時間遅延の6時過ぎにやっと搭乗を開始し名古屋には9時前に到着

そこからは深夜に車を走らせ家路に着くことができた

これでこの「マレー半島の旅」もおわりだ

※追記
この旅において、出発のセントレアでニアミス、シンガポール~マレーシア国境越えが1~2時間差、マレー国内においても同じ街で入れ違いであったりと幾度となくニアミスを交わしたチャリダーの方がいた。
その方はヤスさんという方で連絡したところありがたいことにヤスさんの記事でも当ブログを紹介していただいたのでこちらも紹介させていただこうと思う。

そのホームページ記事はこちら

とてもわかりやすいことに当ブログ記事と時間軸を合わせて掲載していただけたのでそちらも合わせて是非

おまけ

蛇足だが福井に帰ると今回のマレー半島ツーリングに参加できなかったfjicoooooooh!!さんがなぜかいた

なんでもこの連休は福井の病院で治験をしていたとかで


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というわけでシャレ☆オツ感の漂うカフェに誘致

血を採決されまくった病み上がりマンと腕の皮チリチリ帰国マンはそれはもう連休最終日のオシャレなカフェとそこにいるオシャレな客たちの中でものすごい浮いていただろう

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