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Revelate Designs/Tangle Freame Bag (M)

自転車バッグ.アクセサリー類
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Revelate Designs/Tangle Freame Bag (M)

レベレイトデザイン タングルフレームバッグ

2014年夏ごろキャンプツーリングにおいてのテントポールを納めるためフレームバッグを購入
以降のツーリングで酷使してきたのでそろそろレビューを

リべレイトデザインというとアラスカのガレージブランド
バイクパッキング界隈では最古参になるがガレージブランド特有なのか流通量は少ない模様
購入当時も既にアピデュラ、ジャンド、フェアウェザー等選択肢はいくつかあったのだが結果的にこれを選んだ
また、ごく最近ではオルトリーブも参入してきたようだ。
こちらに関しては、やっと来たか・・・遅いわ・・・・という感想だが。

購入にあたって、最後までアピデュラと悩んだ。
紙面上のスペックではアピデュラの方が防水してくれるように思われるが、アピデュラは色がクソ
なんなの?あの灰色
なぜ、何にでも合うブラックをラインナップしなかったのかそんなわけでカッコよさ、色がブラックという点でレべレイトを選ぶことにした
それだけの理由で?と思う人もいるかもしれないが結局かっこいいバイクというのは、「それだけの理由で?」の積み重ねでできている
メッキラグ、銀パーツなのにシートポストだけブラックとかキマらないでしょ?ってこと
このデザインでフル防水した製品を出してくれればいいのだが、結局、100点満点の製品はずっと手に入らないということなんでしょう


ア

これは公式のサイズ表、インチ表記
自分のモノはMサイズなので、横縦 50×11.5cmと現物も寸法通り
自分の自転車は内三角は52cmでちょうどジャスト
50cmだとカツカツだと思われる
上下幅、ボトルとの干渉具合はボトルを挿してそこからトップチューブまで12cm程度あれば大丈夫ということになるだろう


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マチ(幅)の記載がないが現物実寸は68mm
現在BBシェル幅といえば83やら73やらいろいろあるが最小幅がBB30の68mm
意図的に、干渉しないこの幅に設計したものとおもわれる
容量は、三角形部分を大雑把にしか計算してないが4L程度
普通に縦横高さの計算で4Lという数字なので実際4L入れると幅もいっぱいいっぱいでパっツンパっツンになるだろう
というか他社の製品も含めフレームバッグ、サドルバッグ類って容量サバ読んでるの多くない???
「いや、その寸法でそんな入らんやろ?!」
というのがいくつか

各部分も見ていきたいと思う


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こちらメインバッグとなるのがまたがった状態で見て右側の方
止水ジッパーなので通常のジッパーよりも固いがこれはこれで、パンパンに入れても振動等ジッパーが緩んでくる心配がないのでありがたい。なおジッパーはYKK
裏地は、昔の年式のものは黄色だったように思うがこれは赤
いずれにせよ視認性は高く、内容物の確認はしやすい


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反対面の左側
こちらはマチが0なので薄いものしか入らない
まあ普通にセパレートで34/34mmでわけたりするよりもありがたいのでどうということは無いが
レシートなんかをぶち込んでおくにはちょうど良いだろう


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ハイドレーションシステム、ケーブルルーティングの為の穴が設けられている
自分は全く使っていないのだが現代っ子には嬉しい?であろう設計
この手のバッグを選ぶ人というのはロード界隈より、圧倒的にツーリスト上がりの人に需要があるように思う
欠く言う自分もツーリスト上がりの自転車乗りの端くれ
そうなってくると必然的にランドナー乗りもしくはメカトラブルに強いWレバーユーザーも多いと思う
そんなわけでWレバーでの使用はどうなんよ?という点


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正直、干渉具合はフレームサイズ、レバー台座の位置に起因することが大きいのであまり当てにはならない
後ろ詰めでセットすれば全く当たらない場合もある
ので、今回は完全に当たるフレームの場合と仮定し、バッグを最大限に下方、前方レバー寄りに設置して動作を確認してみたレバーはバッグにあたるが特別問題なくカチッ、カチッとレバーのラチェットを感じながら操作できる
オーバーサイズチュービングのフレームなら多少マシかもしれないがこのフレームのようなノーマルサイズ(いわゆるダウンチューブ28.6mm)の場合はカツカツまでモノを入れるとレバー操作に支障があるだろう
普通に考えてΦ28,6パイプのダブルレバーに(目一杯内容物をいれたとして)68mm幅のバッグなので当たり前といえば当たり前の話だが
とはいえそこまでフルパッキンしないのであれば普通にレバー操作はできる

つまるところ、やはりフレームによる
そもそもダブルレバー勢がそこまで細かいケイデンス調整をするのか?といわれればそんなでもない気がする
これまで使ってきての感想だが、まずとても堅牢
かなり酷使したつもりだがほつれもなく、ヨレや崩れもない
というかこのまま使い続けても一生持ちそうな気配すらある
防水性能だが、最初の新品状態2回の雨天走行は完ぺきに内容物を濡らすことなく走行できたが残念ながらそれ以降のツーリングでは内容物が湿っているような状態に陥った
通り雨のような程度では問題ないが降り続くなか走り続けるとなるとやはり個別パッキンすべきだろう

それからこの製品の持ち味は寒冷地での使用だろう。
例えばオルトリーブのパ二ア
使用者も多いのでわかりやすいと思うが、この布地(もとい分厚いビニール)は夏場の炎天下ではテロんテロんフニャフニャなのに対し寒冷地での使用においてはまあ固い。
ロールアップ部分にしっかりと折り目が付き ベロッ ベロッ と開閉することになる
オルトリーブなのでまず破けることなく一生使えるとは思うがそれでも多少の痛み、クセには繋がるように思う
対するこのリべレイトなのだが恐ろしく動作が安定している
ジッパーの動作もスムースで布地が硬化しているような様子もさほどなく平温時と同様に使用ができる
これは冬に寒冷地で使うまで全くわからないどころか、期待していなかったポイントなのだが流石はアラスカ製
その辺でのへヴィーユーズには耐えるように作られている模様
そもそもレベレイトの興こりがファットバイクのスノーレースに向けて製作されたと言うのだから納得といえば納得の点ではある。
ちなみに16年頭の今現在フロントバッグとサドルバッグもリべレイトを使っているがこちらもその辺の低温時の動作は安定している

コメント

  1. […] バイクパッキング元祖のレベレイトデザインより販売されている大容量シートポストバッグ。 2014年末に購入して以来使用。これの購入で完全に脱パニア化することができた。 レベレイト製品全般に言えることだと思うけど、流通量は少なく常に入手困難な状態。 今ではこの手のバッグは市場に溢れているのでいろいろ選べるけど、購入当時、実質これかアピデュラかしかない状態だった。 以前書いたフレームバッグ同様、グレーしかラインナップしていないアピデュラに対し色がブラックでカッコいいという理由でこちらを購入。 というか今は模倣するものがあるのでいいけどこういったデザインを0から作るというのはそうとうなものだなと思う。 […]

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