2009年発、メイの4作目となるアルバム
Maeは私、B盤も含め全作持ってる数少ないバンド
ファンだからといって視聴して気に入らなければ買わないし、(ジャケ買いはするのだが・・・)
CDラックから溢れた盤を不定期にBookOFF送りにするので買った後もお気に入りだけ残してイマイチだったらソッチに流れるので未だに全部残ってるバンドというのはそこまで多くない(ラックの定量200~300枚くらい)
そんなMaeですが大雑把に、
1stでは少しフワフワしたシンセ、ピアノを前面に押し出した繊細な音
2ndでそれを更に昇華させつつ輪郭のはっきりしたサウンドに
3rdはメジャーに移籍して、従来のファンからは???であったが一般的にウケそうなハードなエモコア路線(1,2の路線を望むファンにはアレだったが、決して駄盤ではなくこれはこれで良作)
ときて、4thのこのアルバムである
アルバムごとに作風が違ってきたがこの盤で今までの三枚のオイシイ所どり
1st、2ndの繊細さや3rdのソリッドでフックの利いたリフが一曲の中に共存、剛と柔の織りなす作風になっている
で、この盤コンセプトアルバムなので残念ながら、単曲で聴いても意味をなさないというか良さがイマイチわからない
実際自分も視聴してそこまででもなかったのが、買って聴くまでで全く違う印象の盤となった
ので興味があったら是非ブッ通しで聴いてもらいたい
youtubeに流して聴けるリストもあるようだが、youtubeは曲間ブツ切れるし、CM挟むしでクソ
(結局かわないと分からないのかもしれない)
文句の付けようないが強いて言うなら日本盤のボーナストラックが余計
完成されたコンセプトアルバムだけにフルオリジナル収録曲だけで終わらせてほしかったし、それでも追加するなら2枚組にして別盤にするとかしてほしかった
ちなみに、この盤の後も(a)ftenoon,(e)veningと続き頭文字をとってmaeとなる
後の2盤でも今作と同じメロディ、リフを導入したりと、コンセプトアルバムとして一体感あるものに仕上がっているが、まあモーニングが一番完成度は高いので聴くならコレからで。
ちなみにここまで書いといてなんだがMaeの名盤として一般的に有名なのはこれじゃなくて2ndなんだけど、このブログ自体とても私的な偏ったもので選ばれてるので断然こっち推し
結局のところ好みの問題なんでしょう。。。