乗鞍スカイライン
「今週末乗鞍いこうぜ〜」 と、ブっ込んでみる
「興味あり」
と一名から返信
だれか一人でもくれば現地までの乗り合わせ等かなり優位に話が進むのでここはなんとか巻き添えにしたい!
「絶景だよ??いこうぜ」
「最高の夏の思い出になるよ~?いこうぜ」
「今年いかないでいつ行くの???いこうぜ」
少々強引にたたみかけ了承させることに成功
というわkで自分と、小学校からの同級生のショウタの二人でメンツが確定
ちなみにショウタはスポーツバイクの類に乗ったことは、 無い
そんなんでいきなり日本最高高所の道路イケんのかよ!?と思われるかもしれないが、勝算があったのだ
それは後述するとして、ショウタも陸上競技では(過去)県下屈指、ポテンシャルは高い
ちなみにサーリーサルサに乗ってるおにいさん達も周りに数名いるのだが誰一人都合がつかなかった。南無
(とはいえ前夜なので当日と大差ない)サドル調整して、レバー操作とか説明したあと軽く乗ってもらう
で、漕ぎだした瞬間、
「うお! はええ !!! !!!」
適当にその辺グルグル
「すげえ、はええ..
これ、明日イケそうな気がしてきた!」
シメシメ、掴みはオッケー
翌日に臨む
7時半着の8時スタート
初心者で、いくら脚を持ってかれるといっても10kmは乗って進むだろう
8km/hくらいはでると思われるのでざっくり1時間ちょい
残り10kmは最悪歩いても3km/h×3時間程度つまりおおよそ4時間ちょい、正午前後には畳平に到達できる!という算段
帰りのことはほんの数分ひたすらブレーキを握り続けてればいいだけのことなので考慮しなくてもいい
なんなら駄目だったらその位置からUターンすればそれですむだけの話
まあ、・・・勝算とかそんな大した話でもないけどな
天気は快晴の絶好調
そんなこといいながらピースする余裕はまだある翌日はヒルクライムのレースだったようでウォームアップをしているロードが大勢
ガンガンに!ぬかされる
そんなわけでジリジリと上り詰めやってきた平湯峠
ここがスカイラインの始点
あと14.4km
きてから思ったけどここにも駐車スペースあるからここスタートにすればよかったな
後の祭り
ゲートを越え再度スタート
ここからが完全に規制区間で一般車乗入れ不可
観光バスとTAXIのみ
なおローディーにはガンガン抜かれる
勾配はだいたい10%
ここまでも、そしてこれからも
「ほら!この先もう少しで勾配ゆるくなるよぉ!!」
「駄目だったらそこで折り返せばいいんだからもう少し行ってみようよ!」
「ユルポタだよぉ!!」
などと適当に嘘をついて足を進める
ぼろ雑巾の如く擦り切れた心の我々では もはや景色がいいとかそんなのはどうでもいいレヴェル
なんていうか、もう……終わってた
俺たちの暑い夏とともに