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フロントディレイラーSHIMANO FD-R2000,R2030

フレーム.コンポ
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FD-R2000
チェーンライン (mm) 43.5
チェーンステー角度 61 – 66
トップギア歯数 46-52T
トータルキャパシティー 16T

FD-R2030
トップ・ミドル最小キャパシティ 11T
チェーンライン (mm) 45
チェーンステー角度 63 – 66
トップギア歯数 50T
トータルキャパシティー 20T

シマノからでているClarisグレードのフロントデイレイラー。
R2000がダブル、R2030がトリプル用。

トリプル用のロードコンポだと以前は4桁の末尾が3だったのだけど(例えば5703、2403とか)新しいコンポからは二桁目に3が入るようになっった模様。
シマノコンポは改良、マイナーチェンジをすると末尾を1つあげていたので(7700→7701みたいに)その為に末尾を開けておいたのかなと思う。
トリプルのコンポがマイナーチェンジすることってそうそうなかったんだと思うけど。

R2000ダブルは上位コンポ同様に、FDをロングアーム化し軽い動作でシフトできるように改良され、それに合わせてシフターのワイヤーの引き量も増やしている。
その為、FDはコレ以前のClarisコンポとの互換性は無くなっている。

R2030の方はチャート表をみても以前の2303、2403と混ぜて使用可。
現物見たところ、こちらはロングアーム化されておらず従来のインデックスのままの、つまり5703とか6703とも全く同じものだと思う。
シマノはロード用3速コンポはラインナップから減少傾向にあり、あまり力を入れていないっぽいのでわざわざ新規でロング化したものを開発しなかったんだと思う。
MTBですら3速が減少傾向なのでこれは仕方ないと思うけど、むしろそれはそれでしぶとく3速コンポをラインナップの片隅に残しておいてくれているということはありがたいことだと思う。
実際偏った需要しかなさそうだからあまり売れなさそうだし。

で、なんでコレを2つ持っているかというと、MTBクランクをロード転用とかの場合、チェーンラインが広めでダブル用だとチェーンリングをFDの可動幅内に収められないパターンがでてくる。
そういう困った時に使うのが3速用FDで、ごくわずかにだけチェーンラインが広め。

互換性は謳われていないもののFDの仕組みは単純。
ST-R2000で引く場合、ロングアームのFDに合わせてワイヤーの引き量は増えているはずなので、それで旧ショートアームFDを引くとFDの稼働幅が従来より広く、大目に動作するようになってしまう。
なのでFDの調整ボルトで上限値、下限値を固定して、ハネが外に飛び出す余分の分を殺してやれば使えるレベルにまではもっていける。というわけで半ば強引に使用可。

旧シフターで新FDを引くとなると、逆にFDが隣のギアまで必要分動ききらないのではないかと推測されるけど、そっちは試してないのでわからない。

 

 

本体の方。
Clarisグレードとはいえかなり進化していて羽の剛性もガッチガチ。
少し前のアルテグラ(6700)とかは押したら凹むくらいにぺこぺこの板金だったのにこれはもう3Dの構造で強度も抜群。
これが¥2000くらいで新品売ってるんだから本当にすごいよなと思う。
レースシーンでコンマ1秒を争うような乗り方をするわけでもないなら、もう本当にこれで充分な性能を有していると思う。
しいていうなら最近のシマノコンポはグレーっぽいカラーが多いのでもっとはっきりしたシルバーのものも欲しいなということくらい。

コメント

  1. […] SHIMANO Claris […]

  2. […]  気分はとってもジュンジュワァ〜(^p^)フロントディレイラーSHIMANO FD-R20… […]

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