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私的名盤 AC/DC Back in black

私的名盤
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私的名盤 AC/DC Back in black
オーストラリア出身のハードロックバンドAC/DCによる1980年発の6thアルバム。
これはもう説明不要の名盤中の名盤。

スコットランドのグラスゴー出身であったマルコム・ヤング、アンガス・ヤングの兄弟は1963年にオーストラリアのシドニーに移住。
1973年、シドニーにてアンガス&マルコムのヤング兄弟が中心となりAC/DCを結成。
その後メルボルンに拠点を移し、フィル・ラッド(Ds.)、ボン・スコット(Vo.)、マーク・エヴァンス(B.)を迎え入れ1975年にアルバム『High voltage』 にてデビュー。
このアルバムは、オーストラリアのみの発売で、チャートでは第1位を記録。
同年に発売された 『T.N.T.』も同じく1位を記録、翌1976年この2枚を編集したハイ・ヴォルテージ で英米にも進出。

3作目のアルバム『Dirty Deeds Done Dirt Cheap』でオーストラリアでの人気を不動のものにし、翌年『Let There Be Rock』リリース後にはヨーロっパツアーも敢行。
1978年『Powerage』も好調なセールスで発売後のワールド・ツアーも成功を収める。

そして1979年、集大成ともいえる6作目『Highway to hell』をリリース。
米国で始めてトップ100に入り、最終的に17位まで登りつめ、プラチナ・ディスクも獲得。
バンドは世界的な成功を収める。

しかしこの絶頂期に、新作をレコーディングするために滞在していたイギリスで、バンドに悲劇が訪れる。
ヴォーカルのボン・スコットがロンドン市内で、友人の車中で死亡しているのが発見された。
原因は睡眠中の窒息死。

バンドのアイコン的人物でもあったボン・スコットの死後、一時はバンドを解散することも考えたそうだが、バンド全員と個人的にも交流のあったスコットの母親から、バンドを続けて欲しい、それがバンドの一員であった息子を思い出す正しい方法だと。
再びバンドを活動をさせることを決定したバンドは、ボンの後任として、イングランドでグラムロックバンドのボーカルだったブライアン・ジョンソンの加入を決定。
すぐさま、ボンが在命中に既に作り上げていた楽曲でレコーデイングを開始。
そして1980年にリリースされのがこの『Back in black(バックインブラック)』

AC/DC – Back In Black (Official Video)

タイトなエイトビートに絶妙にスイングするグルーブ感。
ミッドテンポながらとにかくノれる楽曲群。
ボンスコットの声に非常に似ているのだけど、後任ブライアンジョンソンの潰れた迫力あるボーカルも凄まじくマッチ。
1980年のアルバムであるにもかかわらず30年たった今でも古さを感じさせない。

最終的にこのアルバムはマイケルジャクソンのスリラーに次いで、全世界で累計歴代2番目に売れたアルバムとなった。
AC/DC自体、日本での知名度は異常なまでに低いらしいので若い人は知らない人も多いんだろうけど、10代20代の人にも一度は聴いてほしいと思います。

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