自転車関連
今回は自転車の話
冬の北海道に行こうという時点で多少ツーリングしてる人だと思うのでその前提でオルトリーブがとかキャリアがとかは割愛
ここは正直、タイヤ以外は特筆することもないが数点だけ取り上げたいと思う
まず、自分の使用した自転車だが、CRAFTEDパスハンターというクロモリのシクロクロス
コンポ等仕様はふだんのままだ
参考までにこのバイクのギア比は48-38-28の11~36t
スパイクタイヤさえ履ければ基本的に自転車は何でも問題ない
クロスでも、MTBでも、ミニべロでも、折りたたみでも
ちなみに北海道であった旅人たちは圧倒的にMTB系のバイクが多く9割がそうであった
宗谷の帰りにいろいろ交換して走ったけど、結論として
「やっぱり、自分のが一番走りやすいよね!」
みたいな感じだったと思う
まあ、ポジションの違うバイクなので一概には言えないが普段から乗りなれているものが一番なのだろう
シュワルべ マラソンウィンター 35c
コレがない事にはどうにもこうにも始まらない
逆に言うとこれさえあれば自転車の装備は整ったようなものだ
スオミやノキアン、IRC、45nrthなどからもスパイクタイヤがラインナップされているが、流通量、価格でいってここはシュワルべ一択であろう
ならし走行で舗装路20km程、タイヤに向きがある点(サイドに→がある)だけ気をつけてもらえばと思う
調べたところヘビーユーザーでも3~5シーズンは使えるとのこと
マラソンウィンター以外にもアイススパイカープロがあるがこれはどちらでもいいと思う
好みの方を、自分のバイクに似合う方を使ってもらえばいいと思う
以上、絶対必要なのはタイヤだけだ
ここからは+αみたいなものとなるが参考までに
まず、ライト
年末年始北海道の日の入りは例年おおよそ16時くらい
余程ゆとりのある走行計画でもない限り確実にナイトランになるだろう
普段どんなライトを使っているのかはわからないが寒冷地において大容量バッテリーライトはゴミになる
冬場に電子機器のバッテリーの減りが早くなるのは経験あると思うが、それと同じですぐにバッテリーが切れる
自分も、一年目はこれにやられたので翌年はすべて乾電池のモノに差し替えて挑んだ
それからライト複数は必須だろう
北海道は国道でも街頭の無い区間なんてザラだし、何より寒い環境下の夜道で乾電池を差し替えるということは極力したくない
また雪道であるにもかかわらず車も速度が速い
後方から追突されるなんてことは避けたいので視認性の良いリアライトも複数必要だろう
吹雪ともなれば昼間でも視認されにくくあぶない
自分はいまだ経験ないが吹雪くとパトカーにとめられることもあるそうだ
ライトと併用して安全ベストを着用するのもいい手段だろう
また、予算がかかり大がかりなモノになるが、ダイナモライトも有効になってくるので余裕のある方は検討してもいいかもしれない
(因みに自分の使っているものはAXAのLuxx70Plus)
続いてこれも余裕があればの話だが、走行中、体はそこまで寒くないのだがどうしても末端となる手と足先は寒くなる
粗悪なグローブだと寒くなるというよりイタイと表現する方がより的確かもしれない
そんなわけでバーミッツ等のハンドルカバーをお勧めしたい
難点として、超絶ださいが性能をとるとしょうがない
ちなみにバーミッツだがショートリーチのドロップだと付けにくいというか、多少加工を要するかもしれない
(ちなみにリーチ60mmのドロップを使っている)
しかしこういった専用品は高いのでもう少し安価な原付用のコミネを取り付けている方もいるようだ
厚手のネオプレーンと構造が単純なものだけ工夫次第ではなんとでもなるのかもしれない
その他自転車周りのトラブルと言えば、
・ペダルが凍ってクリートが外れなくなる
・ディレイラーが凍ってシフトできなくなる(シフターだけカラ打ちする)
・ブレーキが利かなくなる(ユニット自体が凍る)
・ブレーキが利かなくなる(リム面に薄い氷が張る)
これだけあったがどれも大した問題ではないので心配する必要はない
叩くなりして雪、氷を除去してやればそれで済むだけの話だった
これは少数だとは思われるが前積載の方は極力後ろに重心を振るようにしてもらいたい
斜度のきついところを行くとなるとトラクションがかけづらく後輪が滑ることがあった
まとめとして
自転車はなんでもいいからスパイクタイヤ買って、いろいろピカピカ光らせて安全面に気をつけようね!
ということで
それと、自分の場合普段はおおよそ巡航25km/hだが北海道では18km/h程度にまで落ちた
日没が早いのもあるのでその辺も加味して無理のない走行計画を立てていただきたい