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クイックリリース AEST チタンシャフト

フレーム.コンポ
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クイックリリース AEST チタンシャフト

巷に溢れている超軽量チタンシャフトのクイックリリースレバー
各社から似たような形状のものが販売されているが、実際のところ、品質はどうなのよ?
と疑問をもったので買ってみた次第
購入したのは中でも特に安いAEST bicycleのチタンシャフトクイック
バルクパッケージの物も出回っているようで、詳しい情報がわからないが、aest,rockbros,lixada等の名前で販売されているパーツ群はどれも同じ工場で製造されている模様
調べたところオークションだと相場が1000円前後だとか
しかしまあ、腐ってもチタン。
チタンシャフトの製品がこの値段で買えるようになったんだからすごいよなぁとか小学生並みの感想
で、結論から言うと、
この製品ダメでした
何がダメなのかは人によって基準も変わってくると思うが自分の基準で使用に耐えないと判断したのでその辺を書いてみたいと思います
ぱっと見はどうということのないフツーの感じのクイックレバー
シャフトはチタン 、レバー、コニカルナットは7075アルミ合金とスペック的には申し分ない、というか驚異的コストパフォーマンス
が、しかし、使用感が残念な感じで、取り付けてみてなんとも言えない不安感。
レバーを締める感触が、ま〜気持ち悪い
ちょっと使ってみたが、走行中に外れるなんてことはまずないとは思うけど、シマノのクイック等、レバーを倒した時のカッチリ感が感じられない。
どこで力が逃げてるのか見てみれば問題なのがカラーの部分
ここが樹脂出て来ているため大きなトルクをかけると潰れてくる
ここが変形
なんなら一回や二回の締め付けで変形するんですね
KCNCとかの軽量クイックだとここも金属でできてるのでコレみたいに潰れることはないのかもしれない

で、よくわからないのがほぼ同じ商品であるLIXADAブランドのモノはここが金属
最初はパテントの都合とかでそうしてるのかと思いきやそうなると、そうでもないっぽい? 何れにせよ、買うならLIXADAの方が良いだろうな。
それから、この商品はシャフトのワンが丸いのでレバー倒した状態で増し締めできる。
それで締めつけトルクが足りないんでレバーを倒した状態で増し締めして使ってたんですがとある時、リリース時に違和感があってよく見たら・・・

バラけました……カムの部分をシャフトにイモネジでカシメて固定しているようなのだがコレが回しているうちに外れてなくなったようで、リリースする時にシャフトから緩んで分解
イモネジくらいはホームセンターで手に入るんでネジロック塗って増し締めしとけば問題ないだろう

でまあいろいろあって今は輪行用エンド金具として使ってます
せっかく現物あるんでもう少し細かい写真

コニカルナットの部分
左からDtswiss、シマノ、AEST
ほんの僅かだけど外径はAESTが小さい

シャフト部分
上から、AEST、salsa、シマノ
AEST以外はネジ部意外を段付きで太めに作っているがAESTは外径がネジを切る直径のまま
以上
安いし軽いしでそこに重点を置くなら優れた商品だと思うけど、これから買う方は自分の用途と合わせて検討してほしいと思います。
なによりクイックって、ホイールをフレームに留めるパーツといえども構造上、永遠の仮留め状態
下に荷重のかかるオンロードの平地ならともかく、もがいたりするとすごい負荷かかるパーツなんですね
大してトルクをかけない街乗りクロスバイクとかならなんら問題ないと思うがMTBとかホイールに横から力かかるような乗り方なら使わんほうがいいでしょう。フロントホイールなんか特に。
リアも、ストドロならいいけど、ロードエンドとかトラックエンドだと多分ズレるんだろーなあ…
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